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ROCKET @オリックス劇場 [Live Report]

ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET
at ORIX THEATER

2013年3月20日、雨。

個人的には久々のライブ。

「My Game Is ASKA」ツアーと同じく、大阪がツアー最終日。
原則1ツアー1回しか参加しない自分にとって、今ツアーは最終日が初参加という巡り合わせ。

会場のオリックス劇場に向かう最中、雨が強くなってくる。
ライブの日は、なぜか雨が多い。
不思議なくらい雨が多くて・・・。

誰が雨男・雨女なのかは分からないが、はじまりはいつも雨である。


さて、ライブレポートである。

こちらも久々。


座席は1階ほぼ真ん中で、非常に見やすい場所だった。

毎回のことであるが、適応に時間のかかる自分は、3曲目ぐらいまで呆然とした感じで、雰囲気に飲まれてしまいがちで、記憶が曖昧なことが多い。

そのため、今回は終演後に掲示されていたセットリストをもとに振り返ってみよう。
これがその写真。

NCM_0062.JPG

・・・。見事なピンぼけである。

撮影のために人が群がっているため、体勢が悪く、こうならざるを得なかった。

目を細めて見れば、何とか解読できるだろうか。


今回は登場がいつもと異なる。

すでにステージが見えた状態で、バンドメンバーが袖からやってきて、最後にASKAが登場。

「待たせたねえ」とおきまりの挨拶のあと、「UNI-VERSE」で開演。


2曲目「SCRAMBLE」。赤い照明が印象的。

続いて「朝をありがとう」。この曲が終演後も、ずっと頭の中でリフレイン。
それだけキャッチーでポップな楽曲だということか。
振り付けがあるものの、今日が初回の自分にとっては、初見では何もできない。


最初のMC。この振り付けのことについて触れる。ステージから見れば壮観とのこと。
ここで早くも着席。

「Girl」「歌の中には不自由がない」「birth」と続く。
「歌の中には―」は、歌謡曲っぽさもありつつ、低音のサウンドとシャウトがカッコイイ。

「Far Away」。声量が凄まじい。声、伸びすぎ。
新しいホールだからか、席が良かったせいか、ホール全体に響き渡る。

バラード調の楽曲も、バンドサウンドにアレンジされていて、低音の響きが良いため、ロックな感じのする楽曲も多い。


MC。「大砲ミミズ」の話。このツアー初日から話しているネタで、「ミミズツアー」と呼んでも良いとの大ネタ。
ASKAが名付けたという巨大ミミズ「大砲ミミズ」が、いつの間にか周りも普通にそう呼ぶようになって、福岡では皆「大砲ミミズ」と呼んでいるという話。Chageに聞いても「大砲ミミズ」と呼ぶと言っていたと。

活動再開を発表したからか、MCにChageを持ち出すことが多い。しかも、ちゃんと笑いのネタとして使ってるところが、ツボを押えている。ツアーを通してネタが積み重なってきたためか、実に饒舌で、一人コントをし出す場面も。このお茶目なところが、とりわけ女性ファンを心をくすぐるところなのだろう。


「はるかな国から」に続き、デュエット曲「you & me」。
今回の女性ヴォーカルは、藤田真由美。
結構かわいい声だった。

「はじまりはいつも雨」。こちらも照明が印象的。雨を表しているようだった。


この後のMCが、C&A再開の話だったかな。
「解散」も含んだ話し合いが行なわれたことと、そこから「無期限休止」になったのに「解散」がスポーツ紙にすっぱ抜かれ、精神的に大きなダメージを食らったことなどの経緯や事の真相が、丁寧に説明される。

このMCのくだりで、ファンクラブの会報を毎月発行し続けているのはギネス記録だという話もあった。
実際にギネスに申請したが「前例がない」と断られたとか。いやいや前例がないのがギネスでしょ、という笑いも含みながら。

ただ、「alive in live」(ASKA曰く「アンプラグド」)のときには、解散の話が進んでいて、1曲1曲集中して歌っていたと言い、映像を見返してもその雰囲気が伝わってくるという。われわれファンも、「今思えば・・・」という先入観を持って、あの気迫のあるライブを見返し、「やっぱり・・・」と意味づけることはあるが、本人にとってもそういう感覚でいたとは。「事実」は重い。

途中、会場からすすり泣く声が聞こえてきたのは、空耳ではなかっただろう。意外と純粋でまっすぐなファンが多いチャゲアスファン(というのは偏見かもしれないが)ならではの光景ではなかろうか。


実はC&Aの1stアルバムですでに「ソロ」をやっているという前振りで「冬の夜」。
(2ndアルバムではChageが「嘘」という曲で「ソロ」をやっていて、「良い曲なんですよ」と触りを歌い、「あいつここでよく音程外すんだよな」とネタに持って行くMCも。ちゃんと「誰でも苦手なところがあるんですよ」とフォローしていたが。)

「水ゆるく流れ」。ここでようやくマイクスタンドからマイクを外し歌い出す。それでも目はつむったままだが・・・。

そして「けれど空は青」。この曲で全部持って行かれる。


MC。「けれど空は青」を歌った後と「月が近づけば―」を歌った後の、お客の雰囲気は同じだという話から。
でも、一緒には歌わないと言う。血管プチンッと行ったら危ないからと。その自覚はあるのね。これに「PRIDE」が来ると大変、という話をすると、客席から「歌ってー」という声が。すかさず「私は今~♪」と歌い出すASKA。「それは今井美樹のほう!」という無言のツッコミが、笑い声となって浴びせられる。こういう笑いの取り方は、ミュージシャンならでは。


メンバー紹介。これがまた長い。これこそツアーを通して、ネタが幾重にも積み上げられてきた感じを受ける。
ドラム江口氏とメッケンこと荻原氏はメンバーの中でも古い仲で、昔、二人が夜中にアイスクリームが食べたくなって、コンビニがない時代にもかかわらず探し回った、というエピソードは実によくでけた話。藤田真由美ちゃんを紹介するときも、一人コントやってたな。OLからヴォーカリストに転身したという話の中で。記録として遺しておきたいのが、一木氏の「ジャパネットたかた」の歌。コーラス一木弘之氏が歌っているとのこと。

途中、「メッケン、ベース弾かない!」と、常にベースをいじるメッケンをASKAが注意する一幕も。これが受けたためか、もう一度やってみるが、そのときはベースをいじっておらず、「無実の罪」を着せられる、というくだりもあった。

あと、ライブならではのものとして、「ギター、古川昌義」と言うところを「鈴川昌義」と言ってしまうというハプニングも。もう一人のギター「鈴川真樹」とごっちゃになったというもの。しかし、メンバー紹介のMCは長かった…。


「alive in live」のRED HILLの冒頭のフレーズを澤近氏が作った、という話の流れで、同じようにがらっと変わり、別の歌詞も追加された「kicks street」。スタンドマイクを持って左右に移動するASKA。これもASKAならではの歌い方。

アップテンポになり、「Love Song」(『12』Ver.)。ここからスタンディング。
「L&R」。「バーガーショップで逢いましょう」、「晴天が誉めるなら夕暮れを待て」と続く。

ここらへんが“解放”ポイントか。
(「けれど空は青」は別の意味の“解放”をもたらしてはいるが。)

「バーガーショップ―」では、コーラス二人と一緒にバイオリンのクラッシャー姐さんが前に出てきて、タンバリンを持って客を盛り上げるのが印象的だった。この姐さん、コーラスも務めるが、声もよく通る。“真由美ちゃん”(ASKAがこう呼んでいた)も、ノリノリだったなあ。(…って女性しか見てないのか^^;)


東京厚生年金会館の10DAYSライブで歌詞のない状態でラララで披露した曲、という紹介の後、「僕の来た道」。この曲、伸びのある(復活した)今のASKAの声にはぴったり。(PVの影響ではないが)背中を伸ばして、歩き出したくなる感じの楽曲。

そして締めの曲「いろんな人が歌ってきたように」。これはもう多くを語らずとも、ASKAの言いたいことが伝わってくる楽曲。


一旦締めて、舞台袖へはける。


アンコール。

再び登場し、昭和歌謡曲カバーシリーズ「木綿のハンカチーフ」。
東日本大震災の復興支援アルバムの話。震災直後、被災地でのライブにも誘いがあったが、観に来られない人のことを考えると出演できないとの思いで、断ったと言う。そんな震災をめぐる話の流れで、ラストの曲「同じ時代を」。

フィナーレ。


いやあ、もうお腹いっぱい。時間的には途中お腹がグゥグゥ言うなど、身体はまさに空腹状態ではあったが、心は十分に満たされた感じだった。身体とは裏腹に、満腹。

内容的には、座って聴く曲が多かったが、バンドサウンドにアレンジされていたせいか、ズドンと来る音響の関係か、そんなにバラードばかりという感じはなく、メリハリもあって、まさにASKAの集大成と呼べるものだったと言える。

感想は…、誤解を恐れずに言うと、「疲れた」。ASKAのあの圧倒的な声量で歌い倒されると、当然本人はかなりの疲労だろうが、見ている側も力をもらうと同時に、力んで聴き入ってしまい、「疲れて」しまうのである。それだけの凄まじいパワーが、あの55歳のおっちゃんの歌には、あるわけだ。あんな55歳には、将来の自分は決してなれないだろう。

ASKAの言う“解放”は果たされた。

「僕はまだまださ」と、「僕の来た道」ならぬ、これから「行く道」(それはときに「走り書きのような道」かもしれないが)を踏みしめながら、「君はとても頑張ったと思う」と言えるような生き方をしなくては、とまたいつもの日常に戻るのである。

NCM_0063.JPG
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