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WALK @ グランキューブ大阪 [Live Report]

ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK
at Grand Cube Osaka Main Hall

Live Report

昨年のシンフォニック以来のASKAソロライブ。
そして、初のグランキューブ。

座席はかなり左寄りであるものの、前から1桁台とあってステージとの距離も近い。
フェスティバルホールのようにオーケストラピットがせり出してない分、かなり近く感じる。

開演時間を過ぎ、薄暗くなる。

ASKAのインタビューっぽく話す語りが始まる。

正直、何を言ってたのか。内容もそうだが、滑舌が・・・。
“解放”がキーワードなのは分かった。

そして幕が上がる。

初っ端から派手な「Now」。左スピーカーが目の前ゆえ、ガンガンに響く。
“ロック”してるな~。
2曲目「Hello」。そして「ラプソディ」。角は取れていくが、まだまだ激しいロック。

MC。いろいろあると思いますが、この時間だけは忘れて、楽しもう、
というようなMCだったと思う。

「どうってことないさ」「僕はすっかり」
だんだんポップになっていく。

着席を促すも、滑舌悪く伝わらず。自らそれを認めてたので、自覚はあるのか。

ここのMCだったか、その前のMCかで、例の解散報道の件について触れる。
チャゲアスとして2人だったから出来たこと、日本語解禁前の台湾でのライブや韓国公演などを例に出し、「2人」(チャゲアス)だから認められ、成功してきたことを、言葉を選びながら
ジョークを交えつつも丁寧に話す。そのうえで、「一人でどこまでできるか」を今改めて試したい
として、ソロ活動を継続することを説明した。
30周年は、何年後かに2人でやるときにやろう、とのメッセージが。
でも、Chage曰くの「オリンピックの年に」ということは絶対ないとのことで、Chageをネタにしつつ大いに笑いを誘う。

ソロとしての再出発の意味合いがこめられたのか、MC後は「birth」から。
「Girl」。相変わらず古川氏のギターテクはすごい。
「Kicks Street」。カッコいい。ズドーンというベースが妙に心地良い。個人的にはこういうテイストの曲が意外と好き。
「遊星」。

歌いながら蛍が飛んでる景色が浮かんだと、唐突なMCから。
話題は「Kicks――」に移り、毎回選曲の候補に挙がるも、歌う機会のない曲との説明が。
「kicks」君という想像上のキャラクターを置いての“漫談”が始まる。ややウケ。

「good time」「あなたが泣くことはない」

「映画(『ニセ札』)見ましたか?」と、固有名を挙げず唐突なMCのため、キョトンとする客席。
あまりの無反応に話を変える。素直な大阪人に罪はない。

メンバー紹介。古川氏のおじいさんは忍者だったとの話で盛り上がる。
手裏剣の定番の投げ方を真似、あれで飛ぶのか?と言いながら、一人笑いのツボにハマる。
いつになくテンション高し。

デビューして数年後、いろいろ迷いのあった頃、明け方の空をボーっと見ていて、その時の景色が忘れられないというような説明のあと、弾き語りで、その曲を披露。

「帰宅」。途中までバックバンドが入らず、一人で弾き語りというのも、ここ何年かのライブでは見られなかった演出。声がよく伸びていた。

「L&R」。ここから総立ち。この曲はライブのほうが良い。

「Red Hill」。C&Aの楽曲で、「alive in live」でやったため、違和感がなかったわけではないが、楽曲の持つパワーが凄い。ロックにアレンジされ、圧倒させる。

その勢いのまま、「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」。
ヒット曲だけあって、大盛り上がり。

「月が近づけば少しはましだろう」。いつもよりもやや尖がったアレンジになっているように感じたが、やはりASKAソロでは欠かせない楽曲。「けれど空は青」へとつながる。
背景に空の映像が映し出されていたのが印象的。

「これからも、よろしく」とぼそっと囁くように言い放ち、「PRIDE」へ。

ピアノの伴奏だけで、やや抑え気味で歌いだし、徐々に力強くなっていく。
マイクスタンドが折れるんではないかと思うぐらい、力強くマイクを握り、体を反りかえらせて歌う。
後半、バンドが入り、ドカーンとアッパーを決めてくる。ラストの「思い上がりと笑われても 譲れないものがある」の部分だけ、演奏が弱まり、ASKAからのメッセージとして受け取れるアレンジになっていた。ソロ活動の継続の意味がここにも込められているのか。

最後に、「UNI-VERSE」で、またポップな楽曲に。実に壮大なメッセージソングに、心が洗われる。


アンコール

帽子をかぶり、ステッキを持って登場。
初めて見る芸能人「ピンキーとキラーズ」に会いに、公開収録の現場に行くも、整理券のなかった宮崎少年の話が前振りにあり、カバー曲「恋の季節」。

澤近氏とクラッシャー氏がタンバリンを持ち、激しく踊る。
途中、ステッキから花を出すマジックを織り交ぜながら、終始楽しく歌う、踊る。
エンディングの「ジャ~ン」と締めるところを、ポーズをとって、何度も繰り返す、ハイテンションのASKA。
「お客さん、こういうの好き?」と嬉しそうに聞く。

続いて、また懐かしさ漂う「ボヘミアン」。この2曲は、自分の親の世代なら、なお楽しめただろう。
ここでもまた「ジャーン」を繰り返す。再び「お客さん、こういうの好き?」。

「あと1曲だけね」と「夢はるか」。
ノスタルジックでもあり、気分がさわやかになるというか、爽快感に包まれる感じがする楽曲。
独特の色を持っている。

終演。幕が下りるまで、ASKAはステージ狭しと手を振り挨拶をする。

エンディング。オープニングと同じく、ASKAの語り。
しかし、ASKAは舞台からハケず、語りの声に合わせて口パク。

最後まで笑いをふりまきながら、ステージを後にした。


全体の感想は、「BBS」に書いたとおり。

すかっとするというのが一番しっくりくる感想。

ステージが近かったということもあり、サウンド、ビジュアルともに、堪能できた。
サウンド的には言うまでもなく、スピーカーが近く、ガンガン響いてくる。ああいうロックが自分の好きな音楽の根底にはあるんだというのが再確認できた。音楽を浴びたという気分。

そして、画的に印象に残ったのは、意外にもたくましいASKAの二の腕。
長渕剛か、と思ってしまう、ガタイの良い身体。
あの声量は、あの身体があってこそ出るものなのかと。


自分は、ライブに行く際、極力あれこれ想像せず、特別な期待も抱かず、ニュートラルな気分で臨むことにしている。それゆえ、最初の2~3曲は心の準備が十分に出来ていないため、うまくノレないこともしばしば。しかし、変な期待を抱かないため、自然に音楽が入ってくる。
今回は、それが見事に活きたように思う。すごく自然に、音楽を楽しめた。あれこれ思いをめぐらさず、ASKAの今の音楽を堪能できた。それがすごく気持ち良かった。

よく音楽によって力が与えられたとか、勇気づけられたとか、背中を押してくれたとか、元気になったとか、いろんな効用が語られるが、今回のASKAのライブは、そういう効用論ではなく、でもあえてその語りに乗っかるならば、「プラス」の効用というより、「プラス」すぎる今の状態から「マイナス」にしてくれるような、「ゼロ」に近い、ニュートラルな状態に戻してくれるような感覚を味わった。

様々に背負わされた過剰な何かから解き放たれるような感覚。
それは、奇しくも、ライブ冒頭で語られた“解放”と呼べるものであると言える。

哲学的な深い意味世界に入り込むのではなく、とりあえず、前進――。
アンコールの陽気なパフォーマンスからは、そんなメッセージさえ受け取れたし、読み取れた。
そこにツアータイトルの<WALK>が重なってくるのだろう。

まあ、そんな解釈論さえ、無意味に思えてしまう、すかっとしたライブだった。


cacom 2.0 -C&A Communications Ver.2-
http://www001.upp.so-net.ne.jp/midnight/c_a/
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